2015年1月27日 第27回 今日の元気が出る言葉
信じるというのは、本来は裏切られてもかまわない、というものであるべきです。
(南直哉/曹洞宗)
昨日は曹洞宗を開祖した道元の言葉をお送りしましたが、本日はその曹洞宗の現役のお坊さんの言葉です。ちなみにこの方はもともと大手デパートに勤めたのち、出家されたのだとか・・・。
約束を破られたら、気分は良くないでしょうし、それを繰り返されたら、信じることはできないと考えるのが普通でしょう。
しかし、本当に信頼しているのであれば、長い目で見守る事も必要なのではないでしょうか?
人間、誰だって間違いを犯す。
それを承知で、100%を相手に望み、それが叶わなかったからと言って、「裏切られた」と喚いていませんか?
そういうあなたは100%相手の要望に叶えられるのでしょうか?
悪意があるのならいざ知らず、そうでなければ、長い目で見るのも大事なのではないでしょうか。
これは特に、親子関係において重要だと思います。
子供と言うのは、常に親の期待を裏切るもの。
それを承知の上で、それでも子供を信頼し、見守る。
過度な期待をせず、ただ信じる。
それだけでも、自然と親子の関係に信頼というのが生まれるはずです。
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